本日注目すべき【好決算】銘柄 伊藤園、内田洋、カナモト (2日引け後 発表分)
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6月2日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。 伊藤園 <2593> [東証P] ★今期経常は12%増益、4円増配へ ◆25年4月期の連結経常利益は前の期比13.9%減の229億円になったものの、続く26年4月期は前期比11.9%増の257億円に伸びる見通しとなった。今期は原料・資材の高騰に対して、容器構成・製品構成の良化など収益改善を継続し、利益率を高める方針。 併せて、今期の年間配当は前期比4円増の48円に増配する計画とした。 内田洋 <8057> [東証P] ★今期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ ◆25年7月期の連結経常利益を従来予想の113億円→127億円に12.4%上方修正。増益率が11.5%増→25.3%増に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。公共市場で自治体システム標準化対応やGIGAスクール端末更新の先行案件を獲得したことに加え、学校を結ぶネットワーク構築案件などが好調に推移したことを反映した。民間市場でのICT需要やオフィス環境需要が順調に推移していることも織り込んだ。 カナモト <9678> [東証P] ★今期経常を13%上方修正 ◆25年10月期上期(24年11-25年4月)の連結経常利益を従来予想の66億円→85億円に28.8%上方修正。北海道や西日本、九州を中心に堅調に推移し、売上高が計画を上回ったことが寄与。資産稼働効率の向上やレンタル単価の適正価格への調整を進めたことに加え、コスト削減による体質改善の効果も上振れにつながった。 併せて、通期の同利益も従来予想の153億円→173億円に13.1%上方修正。増益率が0.5%増→13.7%増に拡大する見通しとなった。 株探ニュース