株価指数先物【昼】 25日線水準を仕掛けてくる動き

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先物

 日経225先物は11時30分時点、前日比530円安の3万7430円(-1.39%)前後で推移。寄り付きは3万7610円と、シカゴ日経平均先物(3万7705円)にサヤ寄せする形から、売り先行で始まった。直後につけた3万7640円を高値にショート優勢の流れとなり、中盤にかけて3万7450円まで下落。売り一巡後は3万7550円まで下げ渋る動きをみせたが、終盤にかけて再びショートの動きが強まり3万7390円まで下げ幅を広げた。

 売り先行で始まり、中盤にかけて200日移動平均線(3万7520円)を割り込んできた。同線を挟んでの攻防もみられたが、終盤にかけてナイトセッションでつけた安値に顔合わせした。200日線水準への戻りの鈍さが意識されてくるようだと、25日線(3万7210円)水準を仕掛けてくる動きが意識されてきそうだ。同線に接近する局面では、仕切り直しによるロングの動きを見極めたいところであろう。

 NT倍率は先物中心限月で13.49倍に低下して推移。ボリンジャーバンドの-1σ(13.55倍)を割り込んで始まると、-2σ(13.46倍)に接近してきた。リバランスが入りやすい水準であるが、短期的に-3σ(13.37倍)辺りに接近する形で、NTショートに振れる場面もありそうだ。

株探ニュース

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