反落、米中の対立の行方を眺めつつ調整局面が継続=NY金概況
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NY金先物8月限(COMEX)(終値) 1オンス=3315.40(-28.50 -0.85%) 金8月限は反落。先月で最高値を更新する流れが一巡した後は調整局面が続いている。米国と中国の衝突が再び強まる傾向にあるものの、安全資産やインフレヘッジである金相場への資金流入は限定的。米中は留学生の排斥問題で揺れているほか、トランプ米大統領は「中国が米国との合意に違反した」と述べるなど、敵対的な態度を再びあらわにしている。中国は関税引き下げや重要鉱物の取引に関する合意に違反しているという。トランプ米大統領は、「私は習主席と話をするつもりだ、共にうまく解決できることを期待している」と発言しているものの、中国側の意向は不明。 MINKABU PRESS