アドテストなど半導体製造装置関連が買われる、エヌビディア決算受け不安心理後退◇

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 アドバンテスト<6857.T>がカイ気配スタートで5連騰と気を吐いているほか、東京エレクトロン<8035.T>、ディスコ<6146.T>も3日ぶりに大きく切り返すなど半導体製造装置関連株に投資資金が還流している。日本時間早朝に発表された米半導体大手エヌビディア<NVDA>の2~4月期決算は売上高、一株利益ともに事前の市場コンセンサスを上回る好調な内容だった。売上高は前年同月比で69%の高い伸びを達成した。また、注目されたデータセンター向け売上高は同73%増と全体の伸びを上回った。これは、事前予想にはわずかに届かなかったとはいえ高水準の伸びを達成したことで投資家の不安心理が後退、同社株は時間外で大きく買われる展開となっている。これを受けて、東京市場でもエヌビディアが手掛ける先端半導体向けに検査装置を納入するアドテストをはじめ半導体製造装置関連株に買いが先行する状況となっている。外国為替市場で足もと急速に円安が進んでいることもセンチメントを強気に傾けている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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