FIXER、今期最終を一転赤字に下方修正

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決算

 FIXER <5129> [東証G] が5月28日大引け後(16:00)に業績修正を発表。25年8月期の連結最終損益を従来予想の2.5億円の黒字(非連結)→16.5億円の赤字に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 ※今期から連結決算に移行。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社は2024年10月に発表しました当期の業績予想につき、第2四半期までの進捗状況と第3四半期以降の見込みに基づき通期見通しを精査しました結果、下記の要因により連結の売上高、営業利益、経常利益、当期純利益が前回の予想を下回る見込みとなったため、当期の業績予想を修正いたします。(1)プロジェクト型サービスプロジェクト型サービスにつきましては、第3四半期から計上予定でありました医療DX関連案件の立ち上げの遅れ及び、3月での既存大型案件の終了や失注により、通期売上計画を3,125百万円から1,422百万円へ修正いたします。医療DXにつきましては、医療データに基づくアプリケーションの開発を優先的に進めてまいりましたことから、事業の立ち上げに時間を要したことが主な要因であります。(2)リセールリセールにつきましては、契約終了予定であった顧客の終了時期の後ろ倒し及び、既存顧客におけるサービス利用料の増加により、通期売上計画1,181百万円を1,462百万円へ修正いたします。(3)マネージドサービスマネージドサービスにつきましては、医療DX関連案件の運用保守に関する売上を見込んでおりましたが、事業立ち上げの遅れにより当該運用保守の売上を計画から除外した結果、通期売上計画1,058百万円を747百万円へ修正いたします。(4)SaaSSaaSにつきましては、プロジェクト型サービスの医療DX関連案件の立ち上げの遅れに伴い、医療文書生成サービスの販売額が計画を下回ったことが主な要因です。また営業人員の育成や組織の整備の遅れから、既存顧客へのアップセルおよび新規顧客の開拓が想定を下回ったことにより、通期売上計画1,246百万円を175百万円へ修正いたします。修正予想につきましては、あくまでも現時点において契約済の取引を合計したものであり、追加案件の受注等により期末までに変動する可能性はございます。いずれにしましても、当社といたしましてはこの度の状況を真摯に受け止め、より一層株主を意識した経営を遂行するべく、期末の2025年8月までの残り期間において、既存ビジネスの深耕による積み上げに加え、新規案件の獲得に向けた営業活動の更なる強化、及び成長分野における収益化の加速に全社一丸となって取り組んでまいります。また、事業の抜本的な構造改革をより強力に推進し、来期の事業計画にも反映してまいります。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績等は今後発生する様々な要因による予想数値と異なる場合があります。

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