レオパレスが急落、1株522円で自社株TOB実施し今期は一転最終減益の見通し
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レオパレス21<8848.T>が急落している。同社は27日の取引終了後、取得総数1億3707万2803株(発行済み株式総数の41.61%に相当)、取得総額715億5200万円を上限に、1株522円で自社株TOB(公開買い付け)を実施すると発表した。買付期間は5月28日から6月24日まで。また、自己新株予約権を総額100億538万円で取得する。米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループの関連事業体である千鳥が保有する新株予約権の行使期限の到来を見据え、希薄化懸念を抑制するとともに、企業価値の中長期的な向上を図る。取得した新株予約権の消却に関連する損失の発生を見込み、26年3月期の最終利益予想を従来の見通しから65億円引き下げて116億円(前期比35.1%減)に見直した。最終利益は増益予想から一転、減益を見込む。時価よりも低い買付価格によるディスカウントTOBとなったこともあり、嫌気されたようだ。 出所:MINKABU PRESS