牧野フがカイ気配スタート、アジア系投資ファンドのMBKから買収提案受領と発表◇
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牧野フライス製作所<6135.T>がカイ気配スタート。同社は27日の取引終了後、MBKパートナーズから法的拘束力を持つ買収提案を受領したと発表した。これに先立ち、日本経済新聞電子版は同日、「アジア系投資ファンドのMBKパートナーズが牧野フライス製作所の買収交渉で先行していることが27日、分かった」と報道。記事によるとMBKはTOB(株式公開買い付け)による買収を目指しているとしたうえで、「買い付け価格は1株当たり1万1000円超とみられる」と伝えた。牧野フの株価はこの価格水準を意識した動きとなっている。 牧野フは開示資料のなかで、MBKとの交渉を早期に進め、最終合意に至ることが望ましいとの考えを表明。最終合意に向けて交渉を続け、開示すべき事実を決定した場合には速やかに公表するとした。同社を巡ってはニデック<6594.T>が5月8日にTOBの撤回を発表していた。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS