アドテストなど半導体製造装置関連が高い、エヌビディア決算前の米半導体株高と円安が追い風◇
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アドバンテスト<6857.T>が4連騰と上値指向を続けているほか、前日に野村証券の目標株価引き下げを背景に下落したディスコ<6146.T>も切り返すなど半導体製造装置関連に買いが集まっている。前日の米国株市場では半導体セクターが買われ全体相場押し上げに貢献しており、東京市場では足もとで進む円安も追い風に同セクターを買い直す展開となっている。マーケットの関心を集めているのがきょう開示されるエヌビディア<NVDA>の2~4月決算だが、発表を前に前日の米株市場でエヌビディア株は3%を超える上昇をみせており、これも投資マインドに安心感を与えているようだ。特にエヌビディアを主要顧客とするアドテストは影響を受けやすく、目先は思惑錯綜のなかもやや強気優勢に傾いている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS