インスペックが戻り足、AIデータセンターへの需要旺盛で業績回復トレンド入り

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 インスペック<6656.T>が3日続伸、5月19日に798円の戻り高値形成後押し目を形成していたが、売り一巡感からジワリと再浮上の兆しをみせている。半導体用精密基板の外観検査装置を手掛けており、半導体関連の中小型株に物色の裾野が広がるなか、根強い買いが観測される。データセンター建設ラッシュで過熱感も取り沙汰されたが、直近ではアラブ首長国連邦(UAE)がトランプ米政権の推進するAIインフラ計画「スターゲート」に合流、アブダビに「スターゲートUAE」を建設する計画を打ち出しており、日米ともに関連銘柄の株価を刺激している。国内でもデータ処理を迅速に行うことができるAIデータセンターについては米国などと比較しても出遅れが目立っている点で、今後市場拡大余地が大きいとみられている。同社の外観検査装置はAIサーバー向けで高水準の引き合いがあり、関連銘柄として恩恵享受が見込まれる。

出所:MINKABU PRESS

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