外為サマリー:一時142円20銭台に下落、米財政悪化懸念強く軟調推移

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為替

 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=142円52銭前後と前週末午後5時時点に比べ80銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=162円71銭前後と同20銭程度のユーロ高・円安で推移している。
	
 ドル円は、早朝の午前7時20過ぎに一時、143円00銭台まで上昇。トランプ米大統領が「欧州連合(EU)への50%関税の期限を7月9日まで延長する」と表明したことを受けリスク志向のドル買い・円売りが優勢となった。ただその後、ドルは下値を探る展開。午前9時時点では142円80銭台となり、午前11時には142円20銭台までドル安・円高が進んだ。米下院が22日にトランプ減税の恒久化などを含む減税法案を可決したことで、米財政悪化懸念が浮上しており、ドルの上値は重い状態が続いている。今晩は米国がメモリアルデーの祝日となることから、やや様子見姿勢も出ている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1416ドル前後と同0.0070ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。





出所:MINKABU PRESS

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