外為サマリー:一時143円10銭台に下落、米財政悪化を警戒するドル売り優勢

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為替

 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=143円36銭前後と前日午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=162円48銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。
	
 ドル円は、早朝の午前7時過ぎに144円30銭台に上昇した後は売りに押される展開。日本時間22日に開かれた日米財務相会談に関して加藤勝信財務相は「為替水準についての議論はしていない」と述べたことから、ドル買い・円売りが優勢となった。ただその後、ドルは軟調で午前8時過ぎに144円台を割り込むと、午前11時30分過ぎには143円14銭近辺まで下落した。前日のニューヨーク市場で米長期金利は約3カ月ぶりに4.6%台に上昇。トランプ米政権による大型減税が財政悪化につながることを警戒するドル売りが膨らんだ。午後に入っても143円30銭前後での一進一退が続いた。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1333ドル前後と同0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。






出所:MINKABU PRESS

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