21日の米株式市場の概況、NYダウ816ドル安 財政懸念と金利上昇で
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21日の米株式市場では、NYダウが前日比816.80ドル安の4万1860.44ドルと大幅続落した。この日実施された米20年債入札が低調な結果となり、米長期金利が4.6%台に乗せた。財政懸念を背景に金利の先高観も台頭しており、投資家のリスク許容度が下向いた。 ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やアメリカン・エキスプレス<AXP>、ナイキ<NKE>が値を下げ、ターゲット<TGT>が大幅安。アポロ・グローバル・マネジメント<APO>やKKR<KKR>が売られ、V.F.<VFC>が下値を探り、ウルフスピード<WOLF>が急落した。一方、コカ・コーラ<KO>は底堅く推移した。 ナスダック総合株価指数は270.071ポイント安の1万8872.643と続落した。アップル<AAPL>やテスラ<TSLA>、エヌビディア<NVDA>が軟調推移。アマゾン・ドット・コム<AMZN>やマイクロソフト<MSFT>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が株価水準を切り下げたほか、テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエア<TTWO>が安い。半面、アルファベット<GOOGL>が上伸し、コアウィーブ<CRWV>が急騰した。 出所:MINKABU PRESS