毎コムネット、今期経常を5%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額
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毎日コムネット <8908> [東証S] が5月21日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年5月期の連結経常利益を従来予想の22.7億円→23.7億円(前期は22.1億円)に4.5%上方修正し、増益率が2.3%増→7.0%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の20.9億円→21.9億円(前年同期は13.3億円)に4.9%増額し、増益率が57.4%増→65.1%増に拡大する計算になる。 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の31円→32円(前期は30円)に増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当社グループは、事業の方向性を明確にし、不動産デベロップメント部門、不動産マネジメント部門及びエネルギーマネジメント部門の3部門からなる「不動産ソリューション事業」と課外活動ソリューション部門と人材ソリューション部門の2部門からなる「学生生活ソリューション事業」の2事業(セグメント)計5部門で事業展開を行っております。 業績予想の修正の主な理由につきましては、不動産マネジメント部門においてサブリース物件及び自社保有物件について入居者募集が順調に推移し満室スタートとなり、また、不動産デベロップメント部門においては下期に計画していた3件の販売用不動産の売却(2件は完了)がすべて計画どおりとなる見込みであることにより、売上高及び各利益は計画を上回る見込みであります。 その結果、売上高は22,220百万円、営業利益は2,510百万円、経常利益は2,373百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,575百万円となる見込みであります。 当社は、株主に対する利益還元を経営の最重要政策の一つとして位置付けております。安定的な経営基盤の確保と自己資本利益率の向上に努めるとともに、配当につきましても安定的な配当の継続を業績に応じて行うことを基本方針としております。具体的には、連結配当性向について35%以上を継続的に実施していくことを目標としております。 この基本方針のもと、期末配当予想につきましては、上記の業績予想の修正に伴い、前回予想の1株当たり22円から1円増配し、23円に修正いたします。 この結果、1株当たりの年間配当は中間配当9円を含め32円となる予定であります。(ご注意) 上記に記載いたしました予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。