「核融合発電」が17位にランクイン、政府が30年代に実証へ<注目テーマ>

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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「核融合発電」が17位となっている。

 日本経済新聞電子版が19日、「政府は次世代のクリーンエネルギーとして各国が開発を競っている核融合発電について2030年代に実証する方針だ」と報じた。記事によると、近く国家戦略を改定して方針を明記する見通し。従来、政府は50年代に実証する道筋を描いてきたという。

 核融合を巡っては、日本電信電話<9432.T>が今年3月に核融合装置のプラズマ閉じ込め磁場を複数のAIを活用して予測する手法を開発したと発表した。量子科学技術研究開発機構と共同で行ったもので、この手法を実際に核融合実験装置に適用し、成果を得ることができたという。4月には三井金属<5706.T>が核融合ベンチャーのヘリカルフュージョン(東京都中央区)と共同研究開発契約を締結したことを明らかにした。核融合炉の開発に必須となる部品の開発を目指す。

 政府や企業の動きからは今後も目が離せない。関連銘柄は原発関連に位置づけられる銘柄と被るものも多く、三菱重工業<7011.T>、IHI<7013.T>、日立製作所<6501.T>などが挙げられる。中小型では助川電気工業<7711.T>、木村化工機<6378.T>、神島化学工業<4026.T>などがある。

出所:MINKABU PRESS

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