東京海上が3日続落、26年3月期は最終利益12%減を予想

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 東京海上ホールディングス<8766.T>が3日続落している。20日の取引終了後に発表した26年3月期連結業績予想で、最終利益を9300億円(前期比11.9%減)と2ケタ減益予想としたことが嫌気されている。前期は政策株式売却益が計画を上回ったものの、その反動から今期は政策株式売却益の減少を見込む。なお、年間配当予想は前期比38円増の210円を予定している。

 25年3月期の最終利益は1兆552億円(前の期比51.7%増)だった。政策株式の売却加速に伴い有価証券売却益が増加したことに加え、海外子会社において、好調な保険引受や円安の影響で正味収入保険料が増収した。

 あわせて上限を7000万株(発行済み株数の3.64%)、または1100億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は5月21日から10月31日までで、機動的な資本政策を遂行するためとしている。

出所:MINKABU PRESS

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