相模ゴが急反落、25年3月期決算が計画下振れ営業赤字で着地

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 相模ゴム工業<5194.T>が急反落している。19日の取引終了後に発表した25年3月期連結決算が売上高56億8700万円(前の期比6.9%減)、営業損益3300万円の赤字(前の期4億3600万円の黒字)となり、従来予想の営業利益8000万円を下回って営業赤字となったことが嫌気されている。

 ラテックス製コンドームの販売が国内外ともに伸び悩んだほか、ポリウレタン製コンドームもグローバル市場及び訪日需要の拡大などの成長機会を十分に生かすことができなかった。円安や原料価格の高止まり、事業再構築コストなどの計上も響き営業赤字を余儀なくされた。

 なお、26年3月期業績予想は、売上高61億円(前期比7.2%増)、営業利益2億4000万円と、黒字転換を見込む。原材料価格の大幅な上昇などコストアップが懸念されるものの、売上高の増加により吸収する。

出所:MINKABU PRESS

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