話題株ピックアップ【夕刊】(3):ティムス、JET、Hmcomm

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■ティムス <4891>  155円   +10 円 (+6.9%)  本日終値
 ティムス<4891>が大幅反発。前週末16日の取引終了後、提携先の中国コーセル・ファーマシューティカルズが、急性期脳梗塞(AIS)を適応症とする「TMS-007(JX10)」のORION(第2相/第3相)臨床試験における最初の被験者を登録したと発表しており、好材料視された。急性期脳梗塞を適応症とする「TMS-007」は、ティムスが前期第2相臨床試験までの開発を行い導出した低分子化合物で、現在はコーセル社を主体として、次相臨床試験の準備が進められている。ティムスはTMS-007の日本における独占的な開発販売権と、日本を除く全世界における開発・販売に対するマイルストーン一時金及びロイヤルティーを受領する権利をコーセル社から得ているが、今回発表した同件による業績への影響は軽微としている。

■ジェイ・イー・ティ <6228>  854円   +51 円 (+6.4%)  本日終値
 ジェイ・イー・ティ<6228>は続伸。前週末16日取引終了後、株主優待制度を導入すると発表した。毎年6月末に500株以上かつ1年以上保有する株主を対象に、保有株数に応じてトマピカルネクター(350あるいは700ミリリットル)を贈呈する。初回の今年分に限り保有期間の条件を適用しない。同社グループのアグリ事業に対する理解をより一層深めてもらうことなどが目的。これが買い手掛かりとなった。

■Hmcomm <265A>  768円   +39 円 (+5.4%)  本日終値
 Hmcomm<265A>が後場動意づき、一時16%超上昇した。同社はきょう午後2時ごろ、ニーズウェル<3992>と人工知能(AI)ソリューション分野で業務提携したと発表しており、これが材料視されたようだ。ニーズウェルが持つ「データ分析」や「データクレンジング」の技術と、Hmcommの「音声×AI」技術により両社のAI関連技術を結集し、共同ソリューションの創出とストックビジネスの拡大が狙い。将来の資本・業務提携を視野に戦略的パートナーシップの構築を目指すとしている。

■佐田建設 <1826>  1,095円   +45 円 (+4.3%)  本日終値
 佐田建設<1826>が後場終盤に上げ幅を拡大。午後3時ごろに自社株買いを実施すると発表したことが好材料視された。上限を35万株(発行済み株数の2.27%)、または3億円としており、取得期間は5月20日から7月31日まで。株主還元の充実と資本効率の向上を図ることが目的という。

■テクミラ <3627>  301円   +12 円 (+4.2%)  本日終値
 テクミラホールディングス<3627>は高い。前週末16日取引終了後、自社株買いを実施すると発表した。取得上限は40万株(自己株式を除く発行済み株数の3.35%)、または1億円。期間は5月19日~10月24日。これを手掛かりに買われた。

■JRC <6224>  1,049円   +40 円 (+4.0%)  本日終値
 JRC<6224>が続伸。光通信<9435>のグループ会社が16日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、JRC株の保有割合が5.08%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて思惑的な買いが入った。保有目的は「純投資」としている。報告義務発生日は5月9日。

■オプロ <228A>  1,258円   +43 円 (+3.5%)  本日終値
 オプロ<228A>はしっかり。この日午前、サブスクビジネス管理サービス「ソアスク」について、通信教育のユーキャン(東京都新宿区)が同サービスを導入したと発表した。ユーキャンは今年3月に法人向け定額制オンライン研修サービスをリリースしており、これに伴うもの。

■カネコ種苗 <1376>  1,431円   +46 円 (+3.3%)  本日終値
 カネコ種苗<1376>が3日ぶりに反発。前週末16日の取引終了後、25年5月期の期末配当予想を22円から27円へ増額修正したことが好感された。年間配当予想は38円(前期33円)となる。

■DAIWA CYCLE <5888>  4,220円   +75 円 (+1.8%)  本日終値
 DAIWA CYCLE<5888>が反発。前週末16日の取引終了後に発表した4月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比8.6%増と18カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。引き続き電動アシスト車の販売が好調だった。なお、全店売上高は同17.2%増だった。

■DDグループ <3073>  1,350円   +19 円 (+1.4%)  本日終値
 DDグループ<3073>が反発。前週末16日の取引終了後に発表した4月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比5.1%増となり、増収基調が継続していることが好感された。飲食、アミューズメントの両事業で客単価が上昇し、客数の減少をカバーした。

●ストップ高銘柄
 AppBank <6177>  167円   +50 円 (+42.7%) ストップ高   本日終値
 日本精密 <7771>  114円   +30 円 (+35.7%) ストップ高   本日終値
 ヤマノホールディングス <7571>  121円   +30 円 (+33.0%) ストップ高   本日終値
 シダー <2435>  245円   +50 円 (+25.6%) ストップ高   本日終値
 FLネット <9241>  1,573円   +300 円 (+23.6%) ストップ高   本日終値
 など、10銘柄

●ストップ安銘柄
 Schoo <264A>  996円   -300 円 (-23.2%) ストップ安   本日終値
 イー・ロジット <9327>  308円   -80 円 (-20.6%) ストップ安   本日終値
 以上、2銘柄

株探ニュース

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