株価指数先物【昼】 200日線や+1σ水準では押し目待ち狙いのロングが入る
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日経225先物は11時30分時点、前日比140円安の3万7630円(-0.37%)前後で推移。寄り付きは3万7610円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万7995円)を下回る形から、売り先行で始まった。直後につけた3万7670円を高値にショート優勢となり、現物の寄り付き直後には3万7510円まで下落幅を広げる場面もあった。ただし、その後は3万7550円~3万7650円辺りでの保ち合いを継続している。 米格付け会社ムーディーズ・レーティングスが米国の信用格付けを引き下げたほか、為替市場ではシカゴ日経平均先物が1ドル=145円台前半と円高に振れて推移していることが重荷となり、ショートが先行した。グローベックスのナスダック100先物が1.0%超の下落で推移していることも神経質にさせたようである。ただし、200日移動平均線(3万7540円)やボリンジャーバンドの+1σ(3万7420円)が支持線として意識されており、底堅さがみられてくる局面においては、押し目待ち狙いのロングを誘う動きが入りやすいだろう。 NT倍率は先物中心限月で13.70倍に低下。一時13.77倍に上昇する場面もあったが、下向きで推移する75日線(13.77倍)に抑えられる形となるなかで、NTショートに振れている。+1σ(13.73倍)を割り込んでおり、25日線(13.63倍)辺りまでの下げが意識されてきそうだ。 株探ニュース