【今週読まれた記事】ピーク迎えた決算発表、真価発揮する“好悪材料”
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株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は5月10日から16日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。 日経平均株価は週末を挟んで4日続伸、13日には窓を開けて急伸し、3万8000円のフシ目を軽々と抜き去って一時3万8494円まで上値を伸ばしました。終値でも3万8000円大台を突破しており、これで3月下旬の急落から完全なV字回復を果たしたと言えそうです。ただ、その後は利益確定の売りを浴びて3万7000円台で推移。今週終値は前週末比250円高の3万7753円となりました。 週前半の株価上昇は為替市場の円安/ドル高が一因となっています。12日に行われた米中関税協議で「追加関税措置の90日間停止」が決定された後、為替は1ドル=148円台まで円安が急速に進行しました。人気相場コラム「富田隆弥の【CHART CLUB】 円安進展で上昇に弾みも」の富田氏は、主力企業の今期想定為替レートが「140円前後」であることから「為替が150円方向に進むのならば、日経平均株価を押し上げる追い風ともなる」と期待。為替は足もと1ドル=145円台で推移しており、為替レートが大きく崩れなければ底堅い展開が見込めそうです。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。 <相場観特集>で見通しを伺った第一生命経済研究所 主任エコノミストの桂畑誠治氏は、ここから波乱に見舞われる可能性は低いものの「来月には米国への関税引き上げのデメリットがハードデータとして顕在化してくる5月の数字が開示されるため、その内容次第では投資家のセンチメントが冷やされるケースが考えられる」と、株高の根幹となる米国経済に対する懸念を指摘しています。日経平均の予想レンジは上昇よりも下落余地の方が大きいと見ており、発表される経済指標を注視する必要がありそうです。 今週も相場コラムは大人気となりました。ここスタンダード・グロース市場の株価が好調なことに着目し、特に“TOB、M&A、MBO”に絡む銘柄を取り上げた「【杉村富生の短期相場観測】 ─キーワードはTOB、M&A、MBO!」が安定のトップ10入り、そのほか以下の記事もすべて上位ランキング入りとなっています。どの記事もお見逃しなく。 【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 客室単価上昇で収益力高めるホテル関連株! 【村瀬智一が斬る!深層マーケット】米中協議継続なら海外投資家の買い戻しが強まる 安田秀樹【「Switch2」の1500万台目標は少なすぎる? 任天堂の決算を読み解く】 桂畑誠治氏【日経平均3万8000円台視野、更なる上昇はあるか】 <相場観特集> 25年3月期決算発表が今週、ピークを迎えました。この時期の決算発表は通期業績と共に翌年度の業績予想も同時に発表されるため、日本経済全体を見通す上でも重要な時期となります。また、自社株買いなどの株主還元策も同時に発表されることが多く、株価への影響も大きいため注目が集まります。しかし、今週の発表だけでも2000社弱と膨大な数に上り、注目の決算を追うだけでも大変な労力です。そこで役に立つのが株探の看板記事「明日の好悪材料」と「サプライズ決算」。今週、「好悪材料」がアクセスランキングの首位から4位を独占。「サプライズ決算」もすべて20位以内にランクインと、人気を独占する結果となりました。 「明日の好悪材料」は引け後の注目材料を一覧で読むことができ、決算と共に各社の発表した開示情報もチェックすることができます。「サプライズ決算」は15日までの決算発表集中期間中、通常配信している【サプライズ決算】は16時40分に<速報>、18時に<続報>の2本を配信。また、株探プレミアム会員向けには『サプライズ決算』を“超速報”として15時40分と16時10分に配信しました。両記事ともぜひ投資の参考にお役立てください。 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月9日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月12日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月13日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月14日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月15日発表分) ★本日の【サプライズ決算】続報 (05月12日) ★本日の【サプライズ決算】続報 (05月13日) ★本日の【サプライズ決算】続報 (05月14日) ★本日の【サプライズ決算】続報 (05月15日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (05月16日) 株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだの方はぜひ無料体験をお試しください。サプライズ決算の“超速報”に加え、過去25年間の業績表示や業績修正履歴など、決算発表時に真価を発揮する株探プレミアム。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。 また、その日に“増収増益”を発表した銘柄をリストアップした「高成長企業を追う! 26年3月期【増収増益】リスト <成長株特集>」も人気です。今週配信した記事は以下の通りです。 高成長企業を追う! 26年3月期【増収増益】リスト <成長株特集> 5月12日版 高成長企業を追う! 26年3月期【増収増益】リスト <成長株特集> 5月13日版 高成長企業を追う! 26年3月期【増収増益】リスト <成長株特集> 5月14日版 高成長企業を追う! 26年3月期【増収増益】リスト <成長株特集> 5月15日版 【明日の好悪材料】に次いで多くの支持を集めたのは「突き抜ける成長力!刮目の『Web系スーパーグロース』特選5銘柄 <株探トップ特集>」。インターネットの普及が進み、関連サービスの進化が止まらない「Web分野」における高成長企業5社を厳選して紹介し、ランキング5位を獲得しました。投資テーマ関連ではそのほか以下の記事が上位ランキング入りとなっています。 反騰相場の先導役、好実態株中心に青空翔ける「上場来高値銘柄」を狙え <株探トップ特集> 「高校無償化」が一大契機、教育業界の地殻変動で「学習塾」関連株が急浮上 <株探トップ特集> 証券口座クライシス、「サイバーセキュリティー」関連株が緊急始動へ <株探トップ特集> 米中緊張緩和はホンモノか、ショートカバー完了後の投資戦略を探る <株探トップ特集> 銘柄スクリーニング記事では、決算発表シーズンの定番人気記事「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第2弾〕 21社選出 <成長株特集>」が6位にランクイン。この記事は25年1-3月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益成長が“青天井”状況になっている銘柄をリストアップしたもの。待望の〔第3弾〕は明日18日の19時30分配信予定です。お楽しみに。 <割安株特集>では、“今から買って月末に配当権利が付く”高利回り銘柄リスト「5月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」が上位入り。「10万円以下で買える」シリーズも定番人気となっています。 【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 5月14日版 10万円以下で買える、高利回り・低PER 22社【プライム】編 <割安株特集> 10万円以下で買える、高利回り・低PER 25社【スタンダード】編 <割安株特集> 株探ニュース