技術承継機構が朝安後に急速に切り返し8連騰、1~3月期減益決算も成長期待の押し目買い優勢に

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 技術承継機構<319A.T>が朝安後に急速に切り返して大幅高の8連騰。同社は中小製造業のM&Aと買収した企業の経営支援を展開。2月5日に東証グロース市場に新規上場した。5月15日の取引終了後に発表した25年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算は、売上高が前年同期比3.7%増の26億5900万円、最終利益が同52.1%減の1億8300万円となった。通期の調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)予想は前期比11.4%増の24億円、調整後当期純利益予想は同15.2%増で据え置いた。1~3月期はエアロクラフトジャパンにおいて受注見込みであった高利益率の開発案件が後ろ倒しになり、損益を押し下げる要因となった。ただ同案件は今期中に受注を予定。加えて、26年12月期の調整後EBITDAについては29億円を想定していると明らかにした。朝方の売りが一巡した後は、成長軌道に変わりがないと受け止めた投資家の押し目買いが優勢となり、プラス圏浮上後に上げ幅を拡大した。

出所:MINKABU PRESS

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