株価指数先物【昼】 レンジ下限では押し目待ち狙いのロングが入る
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日経225先物は11時30分時点、前日比60円安の3万7650円(-0.15%)前後で推移。寄り付きは3万7790円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万7755円)を上回る形から、買い先行で始まった。直後につけた3万7820円を高値に軟化し、中盤にかけて3万7490円まで下落幅を広げる場面もあった。ただし、終盤にかけては押し目待ち狙いのロングがショートカバーを誘う流れとなり、下げ幅を縮めている。 東京エレクトロン<8035>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が下落したほか、為替市場では円相場が1ドル=145円台前半と円高に振れて推移していることが重荷になった。ただし、日経225先物は一時3万7490円まで下げたものの、その後は切り返しており、200日移動平均線(3万7550円)を上回って推移している。同水準のほかボリンジャーバンドの+1σ(3万7340円)が支持線として意識されやすい。 NT倍率は先物中心限月で13.78倍に低下。一時13.72倍に低下する場面もあったが、+1σ(13.72倍)まで下げた後に切り返す動きになった。+2σ(13.82倍)を中心とした+1σと+3σ(13.91倍)とのレンジが意識されるなか、押し目ではNTロングでのスプレッド狙いに向かわせている。 株探ニュース