テクニスコ、今期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で42%の赤字

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決算

 テクニスコ <2962> [東証S] が5月15日大引け後(15:30)に決算を発表。25年6月期第3四半期累計(24年7月-25年3月)の連結最終損益は9.2億円の赤字(前年同期は1.8億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の6.3億円の赤字→19.6億円の赤字(前期は6億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を41.8%毀損する規模となった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結最終損益も従来予想の2.2億円の赤字→15.5億円の赤字(前年同期は5億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結最終損益は5.2億円の赤字(前年同期は0.8億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-18.1%→-51.1%に急悪化した。

株探ニュース

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