清水建が日本道路に対するTOBを発表◇

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 清水建設<1803.T>がこの日の取引終了後、連結子会社である日本道路<1884.T>の完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表した。

 清水建は現在、日道路株式の50.11%を所有しているが、完全子会社化によりグループの経営資源をこれまで以上に迅速にかつ柔軟に相互活用できる体制を整えることで、インフラ更新工事案件における協働での取り組み強化による受注拡大や、中長期的な成長戦略の共有のもとでの事業基盤強化・研究開発における協業などのシナジーを図るのが狙い。TOB価格は2520円で、買付予定数は2192万4514株(下限727万7000株、上限設定なし)、買付期間は5月15日から6月25日まで。TOB成立後、日道路は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は日道路株式を14日付で監理銘柄(確認中)に指定している。なお、日道路はTOBに対して賛同の意見を表明している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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