13日の米株式市場の概況、NYダウ269ドル安 ナスダックは5日続伸
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13日の米株式市場では、NYダウが前日比269.67ドル安の4万2140.43ドルと反落した。業績予想を取り下げたユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が急落しNYダウを押し下げた。半面、エヌビディア<NVDA>など半導体株に買いが入り、ナスダック総合株価指数は上昇した。4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.3%上昇となり伸び率は市場予想を下回った。関税に絡んだコスト転嫁の動きがそれほど広がっていない状況が示された。 ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>やメルク<MRK>が売られ、プロクター・アンド・ギャンブル<PG>が軟調推移。エレバンス・ヘルス<ELV>が大幅安となった。一方、キャタピラー<CAT>やボーイング<BA>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>がしっかり。アーチャー・アビエーション<ACHR>とウルフスピード<WOLF>が急伸した。 ナスダック総合株価指数は301.741ポイント高の1万9010.085と5日続伸。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やテスラ<TSLA>が株価水準を切り上げたほか、アマゾン・ドット・コム<AMZN>やメタ・プラットフォームズ<META>が堅調推移。ブロードコム<AVGO>やマイクロン・テクノロジー<MU>が高く、コインベース・グローバル<COIN>とオプティマイズRx<OPRX>、ファースト・ソーラー<FSLR>が急伸した。半面、ギリアド・サイエンシズ<GILD>が冴えない展開となり、エンフェーズ・エナジー<ENPH>とマイクロヴィジョン<MVIS>が大幅安となった。 出所:MINKABU PRESS