反発、ドル高一服で買い優勢も戻り売り圧力強い=NY金概況
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NY金先物6月限(COMEX)(終値) 1オンス=3247.80(+19.80 +0.61%) 金6月限は反発。時間外取引では、アジア時間の午後からドルの反落を受け、買い優勢となった。欧州時間に入っても堅調地合いを引き継ぎ、30ドル超の上昇を維持して 推移。日中取引では、4月の米消費者物価指数(CPI)が事前予想より弱い数字となったが、前半の取引で上げ幅を失った。中国政府による対米報復関税引き下げは14日 から実施との報道が弱材料視されたもよう。 その後、ドルが対ユーロ中心に軟化すると、買いが喚起され、再上昇となった。後半から終盤は米長期金利の上昇が圧迫要因となり、戻り売り圧力が強く、帳入値で上げ幅 を縮小した。 MINKABU PRESS