博報堂DYが後場上げ幅を拡大、1200万株を上限とする自社株買いを実施へ

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 博報堂DYホールディングス<2433.T>が後場上げ幅を拡大している。正午ごろに上限を1200万株(発行済み株数の3.27%)、または100億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。取得期間は5月14日から来年3月31日までで、株主還元の一層の充実や資本効率の向上及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的という。

 同時に発表した25年3月期連結決算は、最終利益が107億6800万円(前の期比56.8%減)だった。インターネットメディア及びアウトドアメディアが前年を上回ったほか、マーケティング/プロモーションで大型案件の貢献もあり、売上高は9533億1600万円(同0.7%増)だったが、保有している有価証券の評価損や北米における構造改革関連費用などの特別損失174億円強を計上したことなどが響いた。なお、26年3月期は最終利益200億円(前期比85.7%増)を見込む。

出所:MINKABU PRESS

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