テクノマセマ、前期経常を一転赤字に下方修正

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決算

 テクノマセマティカル <3787> [東証S] が5月13日昼(11:30)に業績修正を発表。25年3月期の経常損益(非連結)を従来予想の2300万円の黒字→2億8200万円の赤字(前の期は1億4100万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益も従来予想の1億9600万円の黒字→1億0900万円の赤字(前年同期は2000万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高は、ライセンス事業で第4四半期の売上として計画していた大型案件の契約が、顧客の開発計画見直しにより延期や失注となったこと、ソリューション事業で見込んでいた開発案件獲得や装置物販売が極めて不振だったことなどから、43.4%の計画未達となりました(未達額:ライセンス事業218 百万円、ソリューション事業 102 百万円)。また、利益面は、売上高の大幅計画未達の影響による下方修正の結果、計画値を大きく下回る損失計上となりました。 なお、2026年3月期の予想につきましては、5月14日発表予定の2025年3月期決算短信でお知らせします。営業外費用(為替差損)の計上 当第4四半期会計期間において、外国為替相場の変動により、為替差損7百万円を計上することとなる見込みです。これは主に、当社が保有する外貨建資産の当第4四半期末時点での為替レートによる評価替えにより発生したものであります。 この結果、2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)においては、この為替差損と第3四半期累計期間において計上済みの為替差益3百万円との相殺の結果として為替差損3百万円を営業外費用に計上することとなる見込みです。なお、上記の金額は、当社が保有する外貨建資産等の決済及び期末換算レートによる評価替えにより発生したものであります。(注)上記の見通しは、本資料作成日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、不確実な要素を含んでおります。実際の業績等は、今後様々な要因によって記載内容と異なる可能性がありますので、当公表の内容に全面的に依拠して投資等の判断を行うことはお控えいただきますようお願い申し上げます。

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