エスケーエレ8日続伸、25年9月期営業利益及び配当予想を上方修正
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エスケーエレクトロニクス<6677.T>が8日続伸し年初来高値を更新している。12日の取引終了後、25年9月期の連結業績予想について、営業利益を34億円から36億円(前期比17.7%増)へ、純利益を26億円から27億円(同17.8%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を124円から128円へ引き上げたことが好感されている。 売上高は290億円(同12.7%増)の従来見通しを据え置いたものの、大型フォトマスク事業において、中国市場でのテレビ向け及びスマートフォン向けフォトマスク需要が想定を上回っていることが利益を押し上げる。なお、3月中間期決算は、売上高142億7600万円(前年同期比17.5%増)、営業利益21億3900万円(同2.5倍)、純利益16億6200万円(同2.6倍)だった。 同時に、在宅透析装置の開発を手掛けるフィジオロガス・テクノロジーズ(相模原市南区)と資本・業務提携。エスケーエレが培ってきたRFIDソリューション技術の活用で、医療機器の更なる安全性向上を図ることで、両社の持続的な事業成長に寄与することを目指すという。 出所:MINKABU PRESS