タカセ、前期経常を4%下方修正

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決算

 タカセ <9087> [東証S] が5月12日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の1億2000万円→1億1500万円(前の期は2億2400万円)に4.2%下方修正し、減益率が46.4%減→48.7%減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の1億円→1億5500万円(前の期は3億0500万円)に55.0%上方修正し、減益率が67.2%減→49.2%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7900万円→7400万円(前年同期は1億2900万円)に6.3%減額し、減益率が38.8%減→42.6%減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2025年3月期について、営業収益は、主要顧客における業務取扱量が増加したことから、前回発表予想に対して40百万円増(0.5%)の83億40百万円となる見込みであります。 利益面につきましては、流通加工業務にかかるコスト削減が当初の計画どおりに進まず、建物および設備の維持にかかる修繕費が増加したことに加え、中国現地法人においてもコスト削減に至らなかったことから、営業利益は、前回発表予想数値に対して、30百万円減(△27.3%)の80百万円、経常利益は、5百万円減(△4.2%)の1億15百万円となる見込みであります。親会社株主に帰属する当期純利益は、非連結子会社4社の清算が結了したことに伴い、子会社清算益を1億13百万円、子会社清算損を27百万円計上したことにより、55百万円増(55.0%)の1億55百万円となる見込みであります。(ご留意事項)上記の業績予想につきましては、当社が現時点で合理的と判断した一定の前提にもとづいたものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

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