鶴見製、前期経常を10%上方修正
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鶴見製作所 <6351> [東証P] が5月12日後場(14:00)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の95億円→104億円(前の期は126億円)に10.4%上方修正し、減益率が24.8%減→17.0%減に縮小する見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の57.8億円→67.7億円(前年同期は56.8億円)に17.2%増額し、増益率が1.6%増→19.1%増に拡大する計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当連結会計年度の当社グループの売上は、国内におきましては、雇用・所得環境改善を背景とした個人消費の持ち直しや、好調なインバウンド需要、また、企業設備投資の増加基調など、内需主導の景気回復が続いた影響もあり好調に推移しました。また、海外におきましても、アジア地域をはじめとした着実な実績の積み上げがあり、前回発表予想を上回る見込みです。 利益面につきまして、これまでの円安基調が一段落しましたが、売上の増加もあり営業利益、経常利益は前回発表予想を上回る見込みです。また、ZENIT INTERNATIONAL S.P.A.を完全子会社化し、特別利益として段階取得に係る差益を計上したことにより親会社株主に帰属する当期純利益も予想を上回る見込みです。(注)上記の予想につきましては、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。