平田機工が続騰、前期利益上振れ着地と今期最終19%増益・実質増配計画を評価
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平田機工<6258.T>が続騰した。前週末9日の取引終了後、25年3月期の連結決算を発表。利益は計画を上回り、最終利益は前の期比10.0%増の47億7800万円と減益予想から一転して2ケタの増益で着地した。26年3月期の最終利益は前期比19.3%増の57億円と堅調な伸びを計画しており、評価されたようだ。 今期の売上高は前期比8.5%増の960億円を見込む。半導体関連では増収を計画。生成AI関連の半導体需要に期待を示すとともに、新製品開発や供給能力の増強により、シェアアップに臨む。米国の関税政策の影響は業績予想には織り込んでいない。年間配当予想は65円。前期の年間配当は株式分割を考慮したベースで40円となっており、実質増配となる見通し。中期経営計画も公表し、28年3月期に営業利益を100億円以上(26年3月期予想は84億円)に伸ばす目標を設定。連結配当性向の目安を20%から35%に引き上げた。 出所:MINKABU PRESS