外為サマリー:一時146円30銭台に上伸したあとは模様眺めムード

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為替

 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=145円91銭前後と前週末の午後5時時点に比べて75銭程度のドル高・円安となっている。

 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=145円37銭前後と前日に比べ55銭程度のドル安・円高で取引を終えた。週末を前に持ち高調整や利益確定とみられるドル売り・円買いが優勢となり、一時144円83銭まで軟化した。

 この日のドル円相場は朝方に146円30銭台に上伸する場面があった。トランプ関税への対応を巡り米中両政府がスイスで開いた初の閣僚級協議が現地時間11日午後(日本時間12日未明)に終了し、ベッセント米財務長官が米メディアなどに「確かな進展があった」と述べたことで、両国の緊張関係が緩和に向かうとの期待感が高まった。ただ、両政府は協議の詳細を12日に公表するとしており、その後は模様眺めムードが広がるなか145円台後半で推移している。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1239ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=163円98銭前後と同70銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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