【今週読まれた記事】市場は落ち着きを取り戻し、視線は好決算銘柄へ

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コラム

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は5月3日から9日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 ゴールデンウィーク明けとなった今週は3営業日のみの取引。日経平均株価は前週末比672円高の3万7503円と、3万7500円台まで水準を戻しました。4月7日の底値から4週間で6000円強(終値ベース)も上昇したことになります。日足チャートを見ると4月後半からほぼ一直線の上昇ラインを描いており、トレンドは明確です。しかし、現実的にはこの波に乗るのも容易ではなかったように感じます。トランプ米大統領の関税政策がどう転ぶのか分からず、売り方にとっても買い方にとっても難しい相場でした。結果的には、米関税政策は一時の破滅的なものから大分緩和され、市場も落ち着きを取り戻してきたということになります。今週は米英間の貿易協定が合意に至り、更に米中協議の進展が期待されたことで株高の流れとなりました。

 日米間の関税協議に関しては、現在は関税上乗せ分の「90日間停止」期間中(7月9日まで)であり、協議が続いています。「スコット・ベッセント財務長官は百戦錬磨の人物である。落としどころはわきまえているだろう」と語るのは大人気相場コラム「【杉村富生の短期相場観測】 ─投資金額2万円の"夢"銘柄6選!」の杉村氏。「交渉は平穏だ。7月にはアメリカの債務上限問題が再燃する。トランプ政権としてはそれまでに日本、インドなどとの関税交渉を決着させたいところだろう」と、穏当に決着することを予想しています。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング3位を獲得する人気となりました。

 「日米の関税問題は最悪局面を過ぎ、今後は次第に対応しやすくなる」とみるのは「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─"国難"をバネに一大発展するか最強産業!」の北浜氏。米国を含め世界中が関税の強化に苦しむなか、これが逆にチャンスとなって「今後一大発展の可能性がある」として“自動車業界”に注目。有望銘柄を複数挙げて4位にランクインとなりました。

 相場コラムはゴールデンウィーク期間中に多くのアクセスを獲得、すべての記事が上位入りしました。また、<GW特集>として為替やコモディティ市場の展望を解説した記事などもよく読まれています。「2025年前半の【急騰】材料株 ベスト50 <GW特集>」はランキング6位の人気となりました。どの記事もお見逃しなく。

  【植木靖男の相場展望】 ─大きく下げたハイテク株も狙い目か
  【和島英樹のマーケット・フォーキャスト】─歴史的波乱の2025年、後半相場の行方は?!
  これだけある「脱トランプ銘柄」、決算で見えてきた企業の底力<大山季之の米国株マーケット・ビュー>
  富田隆弥の【CHART CLUB】 連休明けの高値がポイントに
  森田潤(ちばぎんアセットマネジメント)が斬る ―どうなる?半年後の株価と為替―

  山岡和雅が年後半の為替相場の行方を読む <GW特集>
  最高値更新の金はトランプ発言で乱高下か?!プラチナ・原油は景気後退懸念が圧迫 <GW特集>


 ゴールデンウィークを挟んだ今週、アクセスランキング首位に輝いたのは「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第1弾〕 20社選出 <GW特集>」。25年1-3月期の決算発表シーズンに突入するなか、好業績企業の特集に注目が集中しました。記事では25年1-3月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益成長が“青天井”状況になっている銘柄をリストアップ。待望の〔第2弾〕は明日11日の19時30分配信予定です。

 株探では15日までの決算発表の集中期間中、特別態勢で記事を配信しています。通常17時に配信している【サプライズ決算】は16時40分に<速報>、18時に<続報>の2本を配信。また、株探プレミアム会員向けには『サプライズ決算』を“超速報”として15時40分と16時10分に配信します。引け後の材料を一覧できる株探の看板記事「明日の好悪材料」と共にチェックすれば大いなる時短となります。ぜひご活用ください。

  ★本日の【サプライズ決算】続報 (05月07日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (05月08日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (05月09日)

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月2日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月7日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月8日発表分)

 また、その日に“増収増益”を発表した銘柄をリストアップした「高成長企業を追う! 26年3月期【増収増益】リスト <成長株特集>」も人気。今週配信した記事は以下の通りです。

  高成長企業を追う! 26年3月期【増収増益】リスト <成長株特集> 5月7日版
  高成長企業を追う! 26年3月期【増収増益】リスト <成長株特集> 5月8日版
  高成長企業を追う! 26年3月期【増収増益】リスト <成長株特集> 5月9日版


 銘柄スクリーニング記事では高配当銘柄を特集した記事への支持も厚いです。「5月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <GW特集>」がトップ10入りしたほか、「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 5月7日版」も上位入り。<割安株特集>では「10万円以下で買える」シリーズも定番人気となっています。

  10万円以下で買える、高ROE&低PBR 23社【プライム】編 <GW特集>
  10万円以下で買える、高ROE&低PBR 22社【スタンダード】編 <GW特集>


 <GW特集>では、市場が冷静さを取り戻してきた今こそ押さえておきたい“3大”投資テーマを紹介した記事を配信しました。なかでも「GW明けに真価発揮へ、大転換期に光放つ3大テーマ(1)【再生医療】 <GW特集>」は多くの支持を集めランキング5位を獲得。以下の記事もすべて上位入りとなっています。

  GW明けに真価発揮へ、大転換期に光放つ3大テーマ(2)【ゲーム】 <GW特集>
  GW明けに真価発揮へ、大転換期に光放つ3大テーマ(3)【内需好業績株】 <GW特集>

 また、ゴールデンウィーク明けには投資テーマ解説記事「『ペロブスカイト太陽電池』が3位、経産省が4都府県に導入目標要請へ<注目テーマ>」が注目され上位入り。以下の記事も多くの方に読まれました。

  「防災関連株」が獅子奮迅の活躍へ、防災庁スタートをにらみ出動前夜 <株探トップ特集>
  ドライバー不足で商機広がる、「物流システム機器」関連にスポットライト <株探トップ特集>


 今週の株探プレミアム専用コラムは、4月1日から4月15日まで行った「個人投資家大調査-2025」のアンケート結果を分析した「トランプ波乱を勝ち抜く技~個人投資家大調査-2025年~」シリーズの続編を一挙3記事配信。

 足もとの相場で利益を出している“強い人”の新NISA利用動向に注目した第5回「NISA成長投資枠、期待最大のトップ3は『N』と2つの『三』」では、個人投資家全体における新NISAでのメインの投資対象や注目度が集まる銘柄を紹介。2ページ目以降からは“強い人のNISAでの期待銘柄”を関連情報も加えたうえでランキング形式で掲載しています。

 第6回「なんと!? アメ株で含み益と含み損が最大のトップ銘柄は同じ」では、投資における生成AI(人工知能)の活用動向を中心に紹介したほか、第7回「パランティアとエヌビディア、売買益の期待最大トップはどっち?」はトランプ相場で揺れるアメ株の投資動を調査。アメ株の運用額や投資歴などから、“強い人”の投資傾向に迫ります。こちらもアメ株での期待銘柄リストを2ページ目以降に掲載しています。プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でお読みいただけます。

 また、株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだの方はぜひ無料体験をお試しください。サプライズ決算の“超速報”や過去25年間の業績表示など、決算発表時に真価を発揮する株探プレミアム。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。

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