西川計測、今期経常を一転6％増益に上方修正・最高益、配当も80円増額

　西川計測 <7500> [東証Ｓ] が5月9日大引け後(15:30)に決算を発表。25年6月期第3四半期累計(24年7月-25年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比7.7％増の37.6億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の27億円→38億円(前期は35.8億円)に40.7％上方修正し、一転して5.9％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の経常利益も従来予想の6.6億円→17.6億円(前年同期は17.7億円)に2.6倍増額し、減益率が62.3％減→0.2％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の230円→310円(前期は300円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の経常利益は前年同期比3.3％増の17.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の12.1％→12.6％に上昇した。

株探ニュース