協立電機、今期経常を20%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も20円増額

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決算

 協立電機 <6874> [東証S] が5月9日後場(15:00)に決算を発表。25年6月期第3四半期累計(24年7月-25年3月)の連結経常利益は前年同期比31.8%増の28.2億円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の27.5億円→33億円(前期は26.3億円)に20.0%上方修正し、増益率が4.4%増→25.2%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の11億円→16.5億円(前年同期は15.3億円)に49.7%増額し、一転して7.8%増益計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の120円→140円(前期は90円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比13.1%増の11.8億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の10.6%→10.4%に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2025年6月期通期の連結及び個別業績予想数値につきまして、当社グループビジネスが全般に亘り好調であり、第3四半期累計期間において、売上高は上振れ基調ながらも概ね計画通りに推移しておりますが、利益確保を最重要項目として採算性向上を推進する営業施策を推し進めた結果、利益面において全ての項目で前回公表の予想数値を上回る見込みとなったため、上記の通り修正いたします。

  当社は株主の皆様への利益還元を最重要施策の1つとして認識しており、その利益配分に関し、内部留保金について適正な水準での充実を図りつつ、継続的な配当を重視するとともに、配当性向を重視し業績に応じた適正な利益配分の継続を基本方針としております。 2025年6月期の期末配当につきましては、1株当たり120円を予定しておりましたが、通期の業績見込み、財務状況等を総合的に勘案し、日頃の株主の皆様のご支援に報いるため、当初予想から普通配当を20円増配し1株当たり140円(普通配当140円)に修正させていただきます。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。

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