木徳神糧がS高カイ気配、第1四半期営業利益4.5倍と1株から5株への株式分割を好感

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 木徳神糧<2700.T>がストップ高の1万1020円でカイ気配となっている。8日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高368億7100万円(前年同期比23.1%増)、営業利益18億5300万円(同4.5倍)、純利益12億9000万円(同3.8倍)と大幅増益となったことが好感されている。

 前年に続き24年産米の需給バランスが大きく崩れるなか、グループの総力を挙げて取引先への安定供給に努めたことに加えて、米穀の取引単価が大きく上昇するなかで原料価格の高騰に対して取引先との価格交渉を通じた転嫁を適切に進めることができたことが奏功した。なお、25年12月期通期業績予想は、売上高1650億円(前期比38.7%増)、営業利益40億円(同68.3%増)、純利益28億円(同62.4%増)の4月21日に発表した修正見通しを据え置いている。

 同時に、6月30日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表しており、これも好材料視されている。投資単位あたりの金額を引き下げ、株式の流動性向上及び投資家層の拡大を図ることを目的としている。

出所:MINKABU PRESS

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