<動意株・8日>(前引け)=コロプラ、クスリアオキ、林兼
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コロプラ<3668.T>=急反発。7日の取引終了後、25年9月期第2四半期累計(24年10月~25年3月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比10.6%増の140億4300万円、営業利益は同4.0倍の14億1300万円となった。大幅な営業増益となったことを評価した買いが集まったようだ。投資育成事業においてタイミー<215A.T>などの株式を売却した影響が出た。スマートフォン向けゲームの「ドラゴンクエストウォーク」も好調に推移し、引き続き業績に貢献した。一方、投資有価証券の一部で減損処理に伴う評価損14億4900万円を特別損失として計上。最終利益は微増の1億7700万円だった。 クスリのアオキホールディングス<3549.T>=上値指向に6日続伸。年初来高値を更新した。7日の取引終了後、4月度の月次営業速報を発表。既存店売上高が前年同月比11.8%増と増収基調を継続したことが好材料視されているようだ。既存店の客数は同5.6%増、客単価は同5.9%増といずれも増加した。なお、全店売上高は同20.8%増だった。 林兼産業<2286.T>=上げ足強め新高値。豚肉や魚肉練り製品など食肉メーカーの老舗で、水産最大手のマルハニチロ<1333.T>との関係が密接。7日取引終了後、25年3月期業績予想の修正を発表した。営業利益は従来予想の7億円から10億7600万円(前の期比54%増)に大幅増額し、前期比横ばい見通しから一転して5割を超える増益見込みとなったことが好感されている。養魚用飼料の販売数量増加に伴う増収効果が利益押し上げに寄与している。また、政策保有株式縮減に伴う売却益も計上した。株価500円台と値ごろ感があるほか、PER4倍、PBR0.3倍と超割安圏に放置されていたことから見直し機運が高まっている。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS