大日塗、前期最終を一転2.1倍増益に上方修正・8期ぶり最高益更新へ
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大日本塗料 <4611> [東証P] が5月7日大引け後(18:00)に業績修正を発表。25年3月期の連結最終利益を従来予想の43億円→94.3億円(前の期は46億円)に2.2倍上方修正し、一転して2.1倍増益を見込み、一気に8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。ただ、通期の連結営業利益は従来予想の48億円→47.1億円(前の期は49億円)に1.9%下方修正し、減益率が2.1%減→3.9%減に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の15.8億円→67.1億円(前年同期は26.4億円)に4.2倍増額し、一転して2.5倍増益計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 売上高及び営業利益は、国内塗料事業におけるJISマーク表示の一時停止処分に伴う出荷の減少、並びに海外塗料事業における東南アジア・中国市場での日系自動車メーカーの低迷による需要の減少により、前回予想を下回る見通しです。一方、経常利益は為替差益の計上等により、前回予想を上回る見通しです。親会社株主に帰属する当期純利益は、上記の負ののれん発生益の計上により、前回予想を上回る見通しです。なお、2025年3月期連結業績においては、連結貸借対照表には神東塗料株式会社の資産及び負債を含みますが、連結損益計算書には神東塗料株式会社の損益を含みません。(注)本資料における上記の予想を含む記述は、発表日現在に入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績や結果は予想と異なる場合があります。今後、業績予想の修正の必要が生じた場合には、速やかに開示いたします。