ウッドワン、前期経常を2.6倍上方修正

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決算

 ウッドワン <7898> [東証S] が5月7日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常損益を従来予想の2億円の黒字→5.2億円の黒字(前の期は12.8億円の赤字)に2.6倍上方修正した。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1億円の赤字→2.1億円の黒字(前年同期は4.4億円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高は全体としては、概ね予想どおりに推移いたしました。営業利益につきましては、ニュージーランド子会社において売上が予想を下回ったものの、当社およびインドネシア子会社において売上が予想を上回ったことにより、粗利率の高い構成比となり、売上総利益が増加いたしました。加えて、インフレの影響による運賃や人件費などのコスト上昇がある中でも、販管費の抑制に努めたことにより、営業利益は予想を上回る見通しとなりました。経常利益につきましては、ニュージーランド子会社が保有する円建て借入金に関して、円高の進行による為替差損が発生したものの、前述の増益要因により予想を上回る見通しとなりました。当期純利益につきましては、前述の要因に加え、上記2の特別利益の計上により、予想を上回る見通しとなりました。なお、今回の業績予想の修正は、前述のとおり全てが一過性の要因によるものではないものの、ニュージーランド子会社の事業再編に伴う同社ギスボン工場の売却益等、一過性の収益の発生に起因する部分が大きいため、継続的な収益力を示すものではないと判断しております。加えて、安定配当を志向した過年度の配当性向とのバランスも踏まえ、期末の配当予想については変更しておりません。

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