サンメッセ、前期経常を一転15%減益に下方修正
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サンメッセ <7883> [東証S] が5月7日後場(14:00)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の4.8億円→3.5億円(前の期は4.1億円)に27.5%下方修正し、一転して15.5%減益見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の3.1億円→3.3億円(前の期は2.5億円)に5.4%上方修正し、増益率が22.6%増→29.2%増に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.1億円→1.7億円(前年同期は2.5億円)に42.6%減額し、一転して29.2%減益計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025年3月期の連結業績予想につきまして、売上高は、包装・パッケージ印刷関連、IPS関連、ICT関連が想定より増加しましたが、当社の主力事業であるカタログや定期刊行物等の商業印刷関連、セットアッセンブリ案件のBPO関連、イベント事業関連が想定より減少したため、発表していた予想を下回る見込みとなりました。 また、利益面におきましても、商業印刷需要の減退により総受注点数の減少がありながら、受注競争の激化の中でも販売価格の調整等で受注単価の上昇はあったものの、売上高そのものが想定より減少したことの影響は大きく、発表していた予想を下回る見込みとなりました。(注)本資料に記載されている業績等の予想数値につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因により予想数値と異なる場合があります。