米外為市場サマリー:米経済の減速懸念などから一時142円30銭台に軟化

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為替

 6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円45銭前後と前日と比べて1円25銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円98銭前後と同60銭強のユーロ安・円高だった。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を7日に控えるなか、リスク回避的なドル売り・円買いが優勢だった。この日に発表された3月の米貿易収支が1405億ドルの赤字と過去最大を記録し、米経済の減速懸念が強まったこともドルの重荷となり、ドル円相場は一時142円36銭まで軟化した。その後はドルの押し目買いで143円00銭台まで値を戻す場面もあったが、トランプ米政権の貿易政策を巡る不透明感などを背景とした米主要株価指数の下落が影響しドル買いは続かなかった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1370ドル前後と前日に比べて0.0055ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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