JVCケンウは大幅高で3連騰、今期増配予想と上限1.55%の自社株買いを評価
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JVCケンウッド<6632.T>は大幅高で3連騰。同社は1日の取引終了後、25年3月期の連結決算発表にあわせ、26年3月期の業績・配当予想と、自社株買いの実施を発表した。配当に関しては、前期の期末配当予想を従来の見通しから2円増額し10円(年間配当予想は15円)としたうえで、今期の年間配当予想は前期比3円増配の18円とした。また、取得総数230万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.55%)、取得総額20億円を上限とする自社株買いの実施を発表しており、株主還元姿勢を評価した買いを集めたようだ。 自社株の取得期間は5月2日から6月30日まで。26年3月期の売上高は前期比3.3%減の3580億円、最終利益は同31.0%減の140億円を計画する。米国の関税措置による業績へのマイナス影響額は売上高で130億円、事業利益で50億円と想定する。 出所:MINKABU PRESS