住友不、三井不など不動産株が後場に入り上値指向に、日銀の展望リポート受け買い誘導◇

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 住友不動産<8830.T>が後場に入り急速にプラス圏に切り返したほか、前場は軟調気味だった三菱地所<8802.T>も強含みの展開に変わった。三井不動産<8801.T>も後場に上げ幅を広げるなど不動産セクターに投資資金が誘導されている。昼ごろ発表された日銀の金融政策決定会合の結果は現状維持であったが、展望リポートでは25年度、26年度の成長率見通しが1月時点から下方修正された。これに伴い、日銀による追加利上げに向けた動きは後ずれするとの見方が強まった。大手不動産は、有利子負債負担や資金調達コストなどで金利上昇局面では逆風環境を強いられるため、今回の展望リポートの開示を受けて、買い安心感が浮上している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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