株価指数先物【昼】 +1σを上回っての推移でショートは避けたい

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先物

 日経225先物は11時30分時点、前日比240円高の3万6270円(+0.66%)前後で推移。寄り付きは3万6230円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万6165円)を上回る形で、買い先行から始まった。現物の寄り付き直後には3万6350円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は利益確定に伴うロング解消や短期的なショートの動きが入り、中盤にかけて3万6070円まで上げ幅を縮める場面もみられた。ただし、3万6000円接近では押し目待ち狙いのロングが入るなか、終盤にかけてはショートカバーを誘う形によって切り返している。

 日経225先物は一時3万6070円まで上げ幅を縮めたものの、その後の切り返しによりボリンジャーバンドの+1σ(3万6160円)を上回っての推移をみせているため、ショートを仕掛けづらくさせている。積極的なロングは限られるものの、朝方につけた3万6350円を捉えてくるようだと、ショートカバーを強めてくる可能性はありそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で13.57倍に上昇。25日移動平均線(13.54倍)を上回ってきた。不安定な値動きが続いていたアドバンテスト<6857>[東証P]が6%を超える上昇で日経平均型を牽引。一方で、海運株が引き続き弱い値動きのほか、銀行株の下げがTOPIX型の重荷になっている。

株探ニュース

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