日本精化は続伸、上限5.33%の自社株買いを材料視

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 日本精化<4362.T>は続伸している。4月30日の取引終了後、取得総数120万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.33%)、取得総額20億円を上限とする自社株買いの実施を発表。株式需給が引き締まるとの見方をもとにした買いが入ったようだ。取得期間は5月7日から2026年4月28日。同時に26年3月期の業績予想と中期経営計画の見直しについても開示した。今期の売上高は前期比4.1%減の342億円、経常利益は同0.2%減の52億円、最終利益は同3.3%増の40億円を計画する。また、設備投資計画を見直し、化粧品用リン脂質の設備について現有設備の有効利用で能力増強を図る計画に変更するとともに、海外市場での需要増が見込まれる化粧品用機能性油剤で新プラントを建設することとした。基本方針と戦略品目に変更はないという。中期経営計画に関して、27年3月期の売上高目標は当初の410億円から380億円に引き下げる一方、営業利益目標は57億円から58億円(26年3月期予想は50億円)に修正した。

出所:MINKABU PRESS

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