日本電設が大幅高で4連騰、配当性向40%目安の方針導入し今期は年92円配計画

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 日本電設工業<1950.T>が大幅高で4連騰。2020年6月以来の高値圏に浮上した。4月30日の取引終了後、25年3月期の連結決算発表にあわせ、配当方針を変更すると発表した。配当性向40%を目安とする新たな方針を示したうえで、3月31日を基準日とする前期の期末配当については従来の予想から26円増額して90円で決定。加えて、26年3月期の年間配当予想は前期比2円増配の92円とした。株主還元姿勢を評価した買いが集まったようだ。

 25年3月期の売上高は前の期比11.8%増の2169億2200万円、最終利益は同31.4%増の131億9200万円だった。鉄道電気工事部門が堅調に推移したほか、大阪・関西万博のパビリオン関連の工事も寄与した。26年3月期は鉄道向けの受注の確保とともに、データセンターなど需要が増加している分野での受注拡大などを目指す方針。売上高予想は前の期比6.2%増の2304億8000万円、最終利益は同1.4%増の133億8000万円とした。

出所:MINKABU PRESS

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