TACは急伸、25年3月期業績は営業利益が計画上振れで着地
投稿:
TAC<4319.T>が急伸し年初来高値を更新している。4月30日の取引終了後、集計中の25年3月期連結業績について、営業利益が従来予想の2億7000万円から7億2500万円(前の期3億700万円の赤字)へ、最終利益を1億5000万円から4億6700万円(同2億1900万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。 売上高は192億2000万円の従来予想に対して191億9600万円(前期比1.0%増)とほぼ計画通りで着地したものの、高水準のオンライン受講需要に基づいて、教室受講を前提とした開講ラインの見直しや校舎床面積の最適化などを積極的に推し進めた効果が想定を上回って出現したことが要因。また、業務効率化による全社的なコスト削減の取り組みや、期末棚卸資産に対して設定される引当金繰入額が想定よりも少なかったことなども寄与した。 出所:MINKABU PRESS