TAC、前期経常を3.3倍上方修正

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決算

 TAC <4319> [東証S] が4月30日大引け後(17:00)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常損益を従来予想の2.2億円の黒字→7.3億円の黒字(前の期は3.2億円の赤字)に3.3倍上方修正した。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の6.2億円の赤字→1億円の赤字(前年同期は5.5億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当連結会計年度における売上高については、概ね当初の予想通りとなる見込みです。売上原価と販売費及び一般管理費をあわせた営業費用については、当社において、高いオンライン受講需要に基づき、教室受講を前提とした開講ラインの見直しや校舎床面積の最適化などを積極的に推し進めた成果が当初の想定を上回って出現したこと、業務効率化による全社的なコスト削減の取り組み及び期末棚卸資産に対して設定される引当金繰入額が約9千4百万円想定より少なくなったこと等により、営業費用全体で当初の予想を4億7千8百万円下回り、それらの結果、営業利益は当初の予想を4億5千5百万円増加する見込みとなりました。また、当社において営業外収益に保険積立金の解約による受取保険金を約45百万円したこと、営業外費用の支払利息割引料が想定より約6百万少なくなったこと、特別損失に校舎床面積の最適化に伴う固定資産の減損損失を3千6百万円及び固定資産除売却損を1千6百万円計上したこと等により、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ上表の通りとなる見込みです。

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