外為サマリー:142円40銭台中心に一進一退、2回目の日米交渉控え様子見も

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為替

 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=142円49銭前後と28日午後5時時点に比べ1円10銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=162円13銭前後と同80銭強のユーロ安・円高で推移している。
	
 ドル円は、午前9時時点では142円20銭台で推移していたが、午前11時過ぎに142円50銭台まで上昇する場面があった。ただ、全体的には方向感にかけ142円40銭台を中心とする一進一退が続いた。29日のニューヨーク市場で米4月消費者信頼感指数と米3月雇用動態調査(JOLTS)が市場予想を下回り、米景気減速懸念が台頭しドル売り・円買いの動きが強まった。この日の東京市場では、ややドル高方向に振れたが、依然として上値は重い展開が続いた。赤沢亮正経済財政・再生相が30日に訪米し2回目の関税交渉に臨むことから、やや様子見姿勢も強まった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1382ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。




出所:MINKABU PRESS

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