住友ファーマ、前期最終を48%上方修正

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決算

 住友ファーマ <4506> [東証P] が4月28日大引け後(17:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期の連結最終損益を従来予想の160億円の黒字→236億円の黒字(前の期は3149億円の赤字)に47.5%上方修正した。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の482億円の黒字→558億円の黒字(前年同期は2472億円の赤字)に15.8%増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上収益は、北米セグメントにおいて進行性前立腺がん治療剤「オルゴビクス」などが想定を上回り、前回発表予想から178 億円増の3,988 億円に修正しました。コア営業利益は、増収に伴う売上総利益の増加を見込む中、販売費及び一般管理費および研究開発費がおおむね想定どおりとなる見込みであることから、前回発表予想から132 億円増の432 億円に修正しました。営業利益は、無形資産の減損損失の計上等による減益要因はあるものの、コア営業利益の増加により、前回発表予想から78 億円増の288 億円に、親会社の所有者に帰属する当期利益は、前回発表予想から76 億円増の236 億円に修正しました。2.譲渡益の計上について2024 年12 月17 日に開示した「再生・細胞医薬事業の会社分割(簡易吸収分割)および子会社の株式譲渡に関するお知らせ」のとおり、1. 当社の再生・細胞医薬事業を分割し、株式会社RACTHERA およびS-RACMO 株式会社に承継させること( 本吸収分割) および2. 本吸収分割の効力発生後にRACTHERA の株式の66.6%を住友化学株式会社に譲渡することを決定しており、2025 年2 月1 日に一連の手続きが完了しました。これにより、2025 年3 月期の連結決算において、関係会社持分譲渡益119億円をその他収益(コア内)に計上する見込みとなりました。なお、当関係会社持分譲渡益は、2025 年1月31 日に公表した修正前の連結業績予想に織り込み済みです。(注)本プレスリリースに含まれる将来の予測等に関する事項は、発表日現在において入手可能な情報による当社の仮定および判断に基づくものであり、既知または未知のリスクおよび不確実性が内在しています。したがって、業績・その他の将来の予測等に関する事項は、今後さまざまな要因によって本リリースの記載内容と大きく異なる結果となる可能性があります。

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